仮面ライダーアギト VOL.4出演:
東映
発売日 2002-03-21
オススメ度:★★★★
「仮面ライダークウガ」の後を受けて2001年スタートした、ヒーロー・シリーズ。アギトの力を得てしまった記憶喪失の青年・津上翔一、警察の作った人工強化服G3、突如として身体が変化してギルスになってしまった青年と、3人の仮面ライダーが登場し、アンノウンと呼ばれる敵怪人たちとの戦いを繰り広げる。
シリーズ全体に大きな謎を設定し、その謎解きとアクション、ドラマの3つが相互に作用していくという構成を用いている。フェリー「あかつき丸」に搭乗した人物が目撃したことが、アンノウンの存在とアギトの謎に繋がっており、シリーズが進むに従って、その実態が明らかになるあたりは、優れたサスペンスとして楽しめる。またシリーズ終盤近くに登場するアナザーアギトは、シリーズで初めて三十代の人間が変身するライダーとあり、特に最初のライダー世代からの支持を得た。(斉藤守彦)
謎の展開 2005-02-11
この巻はアギトの愛車・マシントルネイダーのスライダーモードが
登場します。変形シーンはCGでしたが、作成不可能な効果をCGで
作るのは歓迎しますが、爆発までCGで作るのは勘弁してほしいところ。
久しぶりの氷川G3によるアクションも良かったですね。「アギト」で重要なキーワードの一つである「風谷伸幸の死」の謎が
この巻で少し明らかにされたり、不審な行動を見せる美杉教授、沢木と
名乗る男の登場と謎が呼ぶ展開も・・・魚の口に小指を突っ込んで魚の鮮度を見るところとか、ケーキ教室でお寒い
ギャグを飛ばしたりスコーピオンロードの毒にやられていつ死ぬかわからない
のに、氷川を自分のペースに巻き込む翔一が笑えますが、死の恐怖を深刻に
考えるという彼らしくない(?)シリアスなところも見せてくれます。
翔一のヒーローらしいところも見てみたいところですが・・・
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