仮面ライダー響鬼 VOL.1出演:
東映
発売日 2005-08-05
オススメ度:★★★★
高校受験を控えた安達明日夢が、不思議な青年・ヒビキと出会う。彼はその姿を鬼に変え、魔化魍と呼ばれる妖怪たちと闘う組織“猛士”の一員であった。仮面ライダー響鬼に変身し、清めの音で魔化網を退治するヒビキと、その仲間たちとの交流の中から、明日夢は大切な何かを学んでいく。
平成「仮面ライダー」シリーズ第6弾。“和”テイストを全面に押し出した「仮面ライダー響鬼」は、特撮ヒーロー・シリーズであると同時に、今を生きる子供たちにメッセージを発する作品でもある。細川茂樹が飄々と演じるヒビキの振る舞いが、明日夢に大きな影響を与えるように、このシリーズに接した子供たちもまた、先行き不明な時代を生きるための何かを受け取ることだろう。
お馴染みのバイク・アクションやCGを駆使した特撮映像も見応えたっぷりだが、ヒビキを支える猛士のメンバーがすこぶる個性的で楽しい。エンディングで布施明が力強く歌い上げる「少年よ」は名曲。(斉藤守彦)
初めてハマったシリーズ 2005-06-07
「仮面ライダー」というのは、”子供たちに夢を与えるもの”だと思います。
だから、バイクに乗ってないとか、今までのシリーズのイメージと違うとか・・・そういうのは個人の批評からなる感想であって、子供たちに夢を与えるものという作品としては、これこそが「仮面ライダー」と呼ぶに相応しいものなのではないでしょうか。たしかに見始めた頃は和風で鬼で戸惑う雰囲気もあったと思います。
でも今は、だから何?それがどうした?って言いたくなるくらい、視聴者の皆さんはハマっていますよね。今年のシリーズは”大人の背中”であるヒビキを追いかける明日夢少年の目線で描かれており、同時に少年の成長物語とも言えます。
このVol.1では明日夢が初めてヒビキに出会い、鬼になった姿を見て・・・そして自分の中で何かが少しずつ変わっていく・・・その序章となった物語が収録されています。
最近ハマった方、番組開始直後は興味のなかった方、だんだんと気になりだしてきた方、一度ご覧になってはいかがですか?
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