仮面ライダー龍騎 EPISODE FINAL ディレクターズカット版出演:
東映
発売日 2003-08-08
オススメ度:★★★★
劇場公開時にカットされた部分を復元したディレクターズカット版で、それぞれのライダーたちのエピソードが追加されている。特に女性ライダー・ファムが戦う要因となった実の姉の死と、真司との淡いロマンスが丁寧に描かれ、ウラ真司とも言うべき仮面ライダーリュウガに殺され、朝のオフィス街で絶命した姿をさらす彼女の哀しみが強調されている。ただしリュウガの正体については、ディレクターズカット版を持ってしても不明瞭で欲求不満が残る。
総体的な印象としては、劇場公開版に比べて、より緻密な設定が生きた作品といえる。田崎竜太監督が「仮面ライダー龍騎」というシリーズで何を描こうとしたのか、その全体像がかいま見える秀作。前シリーズ「仮面ライダーアギト」に出演した、賀集利樹、要潤らレギュラー俳優たちも顔を出しており、その出番もディレクターズカット版では追加されている。(斉藤守彦)
未見の方は是非 2003-08-08
正直なところ最初からディレクターズカット版を出して欲しい
と思ってしまうのは、誰しも思うところだと思います。それでも
未公開シーンやら各種特典が魅力的に見えてしまうのは、
もともとこの作品が良作だからこそだと思います。 歴代ライダーシリーズでも稀な、ファンタジー色の強い作品は、ファンならずとも楽しめるかと。 特典のメイキングディスクの存在も見逃してはいけない所でしょう。
未見の方はこの機会に是非是非…
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