仮面ライダー555 パラダイス・ロスト ディレクターズカット版出演:
東映
発売日 2004-05-21
オススメ度:★★★★
TVシリーズ「仮面ライダー555」の劇場用映画版。ただしTVシリーズとの直接的関連性をあえて断ちきり、その基本設定とキャラクターだけを独立させてまったく別の世界観、別の物語を構築したという野心的な作品。
すでに人類の大半がオルフェノクと呼ばれる人類の進化形と化し、巨大企業スマートブレインが支配する、そう遠くない未来。レジスタンスに参加する真理(芳賀優里亜)たちは、「帝王のベルト」を手に入れて強大な力を得ようと計画する。
TVシリーズの延長ではなく、あえて1本の映画としての完成度を高めることを目指したスタッフの意気込みは、見事に反映されている。ジャイロアタッカーに乗った騎兵隊たちの襲撃、TV版とはデザインの異なる、人類との共存を願う3人のオルフェノク、そして初の外国人ライダーとなったピータ・ホー演じるレオ=仮面ライダーサイガ、1万人のエキストラを動員して撮影したコロシアムでのクライマックス、巧の驚くべき真の姿。田崎竜太監督の演出は、快適なテンポでこれらの見せ場を存分に描ききっている一方、真理と巧の淡い思いをロマンティックに描写しており、とりわけ芳賀優里亜の強い意志を感じさせる瞳は印象に残る。(斉藤守彦)
これが完全版。 2004-02-14
アギト・龍騎と同様にやはり出たDC版。
今までよりも早めの発売となりました。
どんなシーンが追加されたのかは現時点では不明ですが、
できればレオ(ピーター・ホー)の出番が増えていれば嬉しいですね。
パッケージもサイガが天使、オーガが悪魔、そしてファイズブラスター
がメシア…の様な宗教画的な構図も新鮮です。テレビ本編の最終回に納得できなかった人は、せめて劇場版で
物語を補完しましょう(でもテレビも劇場版もオルフェノクと人間の
対峙については何の解決も無いまま終わってるのが気になるのですが…)。
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